01via-learnが生まれたきっかけ

日々、企業研修を実際にご実施いただいている中で、感じ続けていた課題があります。
研修を計画し、準備・実施した時間に対して、実施後の実践状況を把握する時間は、 半分にも満たない実感があったため、何かよい解決策がないかを模索していました。

きっかけは、あるクライアント様の選抜型研修(リーダー育成)で、その解決を人事の方々と実際に行ってきたことにあります。長年、エクセルを駆使し、研修後の行動定着 の促進と、効果測定を実施してきたことで、その企業で必要とされるリーダー人財数を 満たすことに寄与できました。

この体験を、もっと多くの研修において、効率的かつ自動的に実行できれば、学習の実践能力が高い優秀人材(財)の発掘、自律型人材育成、ひいてはエンゲージメント強化にもつなげられるといった想いが芽生え、via-learnの開発、そしてリリースに至りました。

02研修効果測定が進まない課題に、真摯に向き合いたい

研修効果測定というと、育成・研修業務の中で敷居が高いイメージがあります。

人事部、人材開発部門、研修ご担当の方々の声から、効果測定が進まない原因、 課題感として、主に次の3点に集約されると考えます。

1. 評価方法や、客観的な評価軸を求めて二の足を踏んでしまう

2. 研修後のフォロー、実践ヒアリングに時間がかけられない

3. 経営陣の関心が高くても、可視化しにくい点が多い

>> via-learnは、この課題を解決すべく、開発を進めて参りました。

03研修効果測定におけるレベル3の壁を低くする

企業研修といっても様々です。そのため、効果測定をどこまで行うかについては,、全て同じではありませんが、全般的に、下記のレベル2に留まる傾向があります。現場実践の度合い、 行動量やその質においては、把握しきれていない現状が多々あります。

下記のモデルにあるレベル3を行うにあたっては、大きな壁があります。それは、行動定着・現場実践を測る方法、頻度等において未知な点が多いことや、研修を受講した社員にヒアリングするような時間を、実際にかけられないことが理由としてあげられます。

研修の4レベル評価モデル*

アメリカの経営学者、ドナルド・L・カークパトリックが提唱した研修効果測定の理論

>> via-learnは、レベル3の壁を低くすることをミッションとしています。

04社員の動機を尊重し、自律的に実践した量と質を、効果測定したい

基本的に、人事部の人手は足りていないと捉えております。その中で、研修効果測定、 そして研修を評価する業務に時間を割くことは、かなり難しいのではないでしょうか。
人事のお声としても、「時間と労力を割くことができない」が圧倒的多数です。

しかしながら、研修で一番重要なのは、研修自体(講師や教材)への満足度だけではなく、 受講者の実践記録を人事側で蓄積し、評価していくことと考えます。

近年、タレントマネジメントシステムやラーニングマネジメントシステム、あるいはビデオ 会議システムに、チャットやコミュニケーション機能が搭載されているものもあります。
しかし、効果測定や評価を行える機能は中々見あたりありません。

>> via-learnは、人事側のご負担をかけずに、
研修効果測定(自動集計)を行います。

05現場実践とシェアの継続により、研修を終わらせない

ラーニングピラミッドによれば、人に教えることで、学んだことが定着すると示されています。

研修、オンライン学習を最大限に活かすには、下記の「実践」と「教える」という領域を手厚くすることが重要です。

学びの定着化を継続的に推進するプラットフォームとして、価値創出をして参ります。

>> via-learnは、学びの実践と定着化を促進しながら、
効果測定(自動集計)を行います。

06相互のアウトプットを「学び」に昇華させたい

不確実性の高い時代(VUCAワールド)により、外部環境が激しく変化しています。
企業の存続という点においては、自律的に行動できる人材(財)が不可欠です。しかし、 自ら挑戦するマインドは一朝一夕では形成できません。

地道に、学んだことや、考えていることを誰かに伝える、言語化してくいくことが肝要です。

via-learnは、研修や学びの現場実践、相互のアウトプットを可視化し、ストックしていくことで、社員個々の自律性が芽生えやすいプラットフォームを目指します。さらに、人事の皆様にとって、省力で効果測定が行える体験を充足して参ります。